ブックタイトルho2vol113

概要

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静岡県司法書士会会長 杉山 陽一新会長の抱負vol.113 ホーツーあなたに寄り添う法律家1 静岡県司法書士会　このたび静岡県司法書士会会長に就任しました杉山陽一と申します。　静岡県内には約４９０名の司法書士がいます。そして、登記、供託、訴訟等に関する事務、成年後見業務等の業務を通じて、県民の皆さんの「身近なくらしの法律家」としてお役に立ちたいと考えています。どうぞ、よろしくお願いいたします。　一人で悩まないで、　ぜひ相談して下さい　静岡県司法書士会が皆様に一番アピールできることは、「司法書士総合相談センターしずおか」という常設相談機関を持ち、毎年約４０００件の相談をお受けしていることです。相談は電話相談と面談相談があり、電話相談は、毎週月曜日から金曜日までの午後２時から５時までです。面談相談（要予約）は、静岡、浜松、三島、下田などで、週１回から月１回の割合で行っています。相談内容は、①登記（不動産の相続、売買、会社の登記その他）のこと、②成年後見・家事事件（遺産分割、相続放棄その他）のこと、③民事紛争に関すること（お金の貸し借り、賃貸トラブル、損害賠償、多重債務その他）、などです。相談時間は３０分ですが、担当相談員が丁寧にわかりやすくお答えいたします。相談だけでは解決できない場合は、対応できる司法書士をご紹介することもしています。一人で悩まないで、ぜひ相談して下さい。　被災者支援に　取り組んでいます　静岡県司法書士会が最近熱心に取り組んでいることは、県内市町との災害協定の締結活動です（平成２７年９月１日現在３５市町の内、１６の市町と締結済）。これは、「暴風、豪雨、洪水、地震、津波などの自然災害や大規模な火事などが発生した場合に、市町の要請に応じて、被災者の皆さんのために、司法書士による法律相談を行うこと」についての協定です。こういう大災害が発生しないことを願うばかりですが、何も準備をしておかないと、スムーズな被災者支援ができません。そこで、何もない今から、連絡を取り合い準備をしましょう、ということで始めた活動です。私たち司法書士も被災者になる可能性があるのですが、その時の対応も準備しています。日常の司法書士業務や司法書士総合相談センターしずおかでの相談活動だけでなく、こういうことでも皆さんのお役に立ちたい、と私たち静岡県司法書士会はがんばっています。　これからもどうぞよろしくお願いいたします。