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概要

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特集1座談会司法書士西村 やす子氏アドバイザー経営コンサルタント(㈱R.F.B.S)西ヶ谷 達氏コーディネーター 古橋 清二氏全国の司法書士会からも注目されている研究活動コーディネーター/司法書士の研究活動というと、論文の発表や研修会の主催といったイメージですが、この業務研究委員会の目的は、研究を通じてメンバーの業務の幅を広げること。まずは、それぞれの研究テーマについてお話しください。青島/私たちの研究テーマは「ブラジル人の法的支援」です。そのため、支援するために必要な知識の習得、そして実践に繋げるスキーム作りをメインに活動しています。榛葉/私たちのチームはテーマがふたつ。元々は別のテーマがあったのですが、やはり研究するなら?わくわく感“が必要。今は「空き家対策」と「少額債権回収」をテーマに活動しています。西村/私たちの研究テーマは「創業支援」。司法書士は、日頃、会社の設立登記を通じて創業の支援をしていますが、創業者は事業計画の作成から経営フォローまで、幅広くサポートしてもらうことを求めています。既に他士業を含む様々な専門家が活躍するこの分野ですが、私たちは静岡県に移住・Uターンして起業を希望する方への支援に特化したいと考えています。コーディネーター/今回はアドバイザーとして、経営コンサルタントの西ヶ谷さんにもお越しいただいています。アドバイザー/組織風土という視点から、企業に働く人のモチベーションアップ、企業の活性化及び業績アップの支援をしております。よろしくお願いいたします。コーディネーター/さて、ブラジル人法的支援チームは、現に行っている市民相談をブラジル人にも広めるといった既存業務の拡大に対し、移住支援チームは、社会問題化する人口減少問題を移住希望者のサポートによって緩和させようという、これまでの法律専門職からは発想もできないような活動を研究されているんですね。西村/静岡は首都圏からも近く、気候は温暖。食べ物も美味しいし田舎暮らしに理想的な中山間地もあり、移住して新たな人生を始めるのに適した県だと思うんですが、移住者が非常に少ないですね。 私は、移住の促進に必要なのは、?働く場所“の存在だと思うんです。アドバイザー/確かに働くことができる環境は重要です。でも、すべてをサポートしてくれるところは少ないでしょう。そんなとき、大きなネットワークを持つ司法書士がプラットホームになってくれたら心強いですね。西村/転職先がなければ起業や事業承継といった選択肢もあります。土地勘のないところで起業に相応しい場所を見つけ、新規事業を計画していくお手伝いは、私たちも共に起業ストーリーを体験することになり、ワクワクしますね。従来の書類手続きだけでは得られないやりがいも感じられると思います。歩む司法書士」司法書士青島 学海氏 × 榛葉 隆雄氏 × 西村 やす子氏コーディネーター/古橋 清二 静岡県司法書士会副会長アドバイザー/西ヶ谷 達 経営コンサルタント(㈱R.F.B.S)vol.114 ホーツーあなたに寄り添う法律家静岡県司法書士会??